画材は実物を観て、試し、商品説明が必要なもの。額は実際に作品と額を付き合わせ、ベストの額装をするものです。故にネット販売はお客様の描画レベルを低下させ、額装の楽しみを奪ってしまうと当店は考えています。例えば京都（都市部）にある画材店のネット販売が、地域密着型の地方店舗とそのエリアとのお客様との需要と供給のバランスを崩す必要があるのでしょうか？画材店は商品の販売とともに、お客様の描画レベル、そして創作環境を向上させるための交流の場であるべきと考え、店舗接客を徹底しております。

お客様の描画レベル・創作環境の向上に貢献する交流の場でありたい。その信念から開いた絵画道場では、絵画を長く続けてもらいたい、上達してほしいという強い想いをもって、丸栄ガクブチの社員（日洋会会員・日展入選/白日会準会員）が講師になり、的確に、時には厳しく指導を行っております。描画材についての理解や使い方を通じて、描画の初歩を指導することにより、絵画を志す方、基礎ができていないと感じている方、長年続けているのに上達が感じられないという方のベースアップを目指す、まさに絵画の道場です。

当店はメーカーに偏らない消費者目線で、新商品は自分たちで試して分析評価し意味のある商品のみを販売します。絵を描くことは「1+1=2」ではなく、画材に対するQ&Aも書籍やSNSのやりとりだけでは十分に伝わりませんので、専門知識を持ったスタッフが、お客様との会話から微妙なニュアンスを引き出し、要求していた答え以上のアドバイスの提供を心がけています。画材店との交流は材料を使いこなすことはもちろんのこと、双方の情報交換の機会が生まれたりといった相乗効果もございますので、是非一度ご来店ください。